2000年東京国際自転車展レポート

会期: 2000年11月10日(金)〜12日(日) 11日取材
場所: 東京ビッグサイト

今年も、日本最大の自転車の展示会「東京国際自転車展」が東京ビッグサイトで 開かれました。

入口ホールでは、キックボード「Razor」を使ったアクロバティック走行の デモンストレーションがありました。

また、キックボードとフォールディングバイク(折りたたみ自転車)を 入口ホールで多数展示していました。

これは、前後ショック付きのキックボード「ASSASSIN-I」です。

世間では、BD-1、ブロンプトンから始まった小径フォールディングバイクが ブームですが、2001年は各社から大量に新製品が投入されるようです。

これはGIANTのHALFWAYという機種です。
中央のジョイントの部分に各社の個性があります。

これはなんとビアンキのフォールディングです。

丸石の「ホットニュースコンパクト」というバイク。シャフトドライブです。

おなじみRM (販売: ミズタニ自転車)のBD-1です。

ドイツ工業大学在学時に二人の学生が開発したバイクとして有名です。

こちらはブリジストンの「トランジットライト」です。9.4kgの軽量バイクです。

有名な、DAHON (代理店: AKIBO) のフォールディングです。

ナショナル自転車のWiLLバイクもあります。

(株)紀洋産業の「mark AG 未来20D」というバイクです。

この自転車はフロントサスペンションが格好良いです。

少し重そうですけれども。

このような、古式ゆかしい自転車も展示されていました。

会場内は多数の人で賑わっています。

展示場内では、関東の大手プロショップチェーン「ワイバイシクルズ」が体験走行コーナーを 作っていました。

もちろん販売なども行なっていました。

こちらはBMWジャパンのブースです。BMWも毎年出展していますね。

このフロント周りの複雑なリンクはBMW独自のテレレバー方式です。

フォールディングバイクなので、折りたたむこともできます。

BMWではスケートボードのような商品も参考出品されていました。

この製品は、複雑なリンク構造により、自由にタイヤの角度を変える事ができます。

こちらはIRCタイヤの チューブレスタイヤ「クゥジョーDHチューブレス」です。専用のリムを使います。

ずらり並んだDE ROSAのロード車。

サンマルコのアナトミックサドル。微妙な部分をやさしく保護します。

ITMのハンドルバー。速そう。

コロンバスのフレームパイプ。

デダチャイと並んで有名なパイプメーカーです。

ピナレロの展示がありました。

PROFILEの様々な自転車パーツ。

最近良く見かけるSRAMのコンポーネント。

こちらは2001年発売の超クールなスマートバー。
BRIKO(の代理店)も出展してました。

BRIKOといえば、伊達男マリオ・チポリーニ様。

残念ながらポスターは売り切れていました。

KOWAのサス。

こちらもアイウェアのSPYです。最近良く売れているようです。

ステッカー貰いました。

シマノと並ぶ2大自転車コンポーネントメーカー カンパニョーロのブースです。

沢山カタログもらいました。

フラッグシップの10速のRecordです。

カーボン素材のブレーキレバーが格好良いです。

丸石のエンペラーです。

シャフトドライブで動作するコンセプトモデル「ユニ」。

これは、ダイエットができるという画期的な自転車「KIREI ni naritai」です。

このように負荷がかかるようになっています。

こちらはフキ・プランニングのブースにあった謎のモペット自転車。

かなり怪しげです。

こちらはMAVICの完組みホイル。

高いですよ。

このメーターはスピードメータではなくて、シマノのC050というコンポーネントのギアポジション表示用のメーターです。

DAHON (代理店: AKIBO) の展示ブースです。そこそこ知名度も上がってきているようです。

こちらは有名なビアンキです。

パンターニのレプリカなどを置いていました。

こちらはシンテシーの芸術的なフレームです。

VANSの自転車用シューズです。

英会話じゃないGIOS。有名なメーカーなんです。

MTB界の大御所GTです。

サイクルヨーロッパジャパン に参考出品されていたイギリスのCOYOTEのリカンベントです。

KEMPERというメーカーの、変なフレームのバイクです。

100年前にミカエル・ペダーセンという人がデザインした自転車をドイツ人の ミカエル・ケンパーさんが手作りしているそうです。

日直商会という代理店で扱っているようです。

大作商事の ブースにあった、 前輪の上に取り付ける電動アシスト器具「ZETA III」(ジータ)です。

これでもイギリス製らしいです。

今回、ソニーの自転車が参考出品され、非常に話題になりました。

New Entertainment Vehicleという名称でした。

ホイルとモータが一体になっています。

畳む事もできます。

Alex Moltonのダイナベクターも小さなブースを出していました。

新しい「PYLON」という機種です。フレームキットのみの販売で950,000円です。

こちらはブリジストンで参考出品されていたフォールディングバイクです。

マグネシウム製のフレームで5.6kgの超軽量サイクル。

これがブリジストンとアレックスモールトンの合同企画自転車「ブリジストンモールトン BSM179」です。190,000円。

Moltonはトラスフレームが有名ですが、この製品は初期型を元にしているのでトラスではありません。

フロント周りです。ヘッド内蔵型のショックですね。

リア周辺。サスペンションはモールトン伝統のゴムスプリングだが、これはブリジストンの新設計した「ダブルフジ」タイプと呼ばれるもの。

スイングアームも微妙なカーブが施されていて、なかなか良い感じです。

そしてヘッドにはアレックスモールトンとブリジストンのマークが入ります。

こちらはダイワ精工スペシャライズドブース。

真っ二つにされたフレーム。このように太さが変わっているチューブを「メガチューブ」というのですが、太さの違いが良く分かりますね。

BY US INTERNATIONALというブースにあったリカンベント自転車。

今年はリカンベントも多かったですね。

KIRA CORPORATIONというブースにあったフォールディングバイク。他にも沢山種類がありました。

TMCのブースにあったバイクフライデーの3人用自転車。

この代理店は怪しげな電動化キットも販売しています。公道は走れないみたいですが..。

謎のサスペンション付きサングラスというのも販売していました。

ミヤタ工業のブースにあったフォールディングバイク「クリックフォールディング」の新製品。

どこのイベントにも健康器具売ってるところがありますね。

ショウワンスポーツのブースにあった電動スクーター各種。 ZAP Worldという会社の製品を輸入販売しているようです。

これが今回の大注目ブース。 エスティ製作所株式会社さんです。

アイデアマンである社長は、人力で空を飛ぼうと計画中なのです!!!!

巨大な風船を自転車につけて、ロータで姿勢制御するようです。
(「風船おじさん」とは一緒にしないで欲しいらしい。)

おなじみのジャンプ台(ランプ)を使ったデモンストレーションもありました。

フェラーリのバイクがありました。

コルナゴとのダブルネームですね。

トレックジャパンの ブースに置いてあった アームストロングのツール優勝バイクです。

ウェアでおなじみ パールイズミのブース。

ズラリ並んだコルナゴのバイク。

折りたたみ小径バイクの発信基地ミズタニのブース。

リカンベントを沢山置いていました。

これはRMの新作イキノクスというバイクだそうです。

謎のアジア系ブースでは、ローラーブレードやキックボードで使えるタイヤが 売られていました。

回ると中で光ります。

以上、ご報告でした。


2001 Akihito Fukunishi