あちこちで探していたジャイロ玩具、ニッコーのUBO(ユーボー)ですが、 なんと近所のドンキのワゴンの下で、箱がボロボロになって埋まっているのを発見、 捕獲しました。
この製品は、円盤内のジャイロにより、ロボットが二足で直立し、プロポから 操作できるというものです。
右下のものは充電器で、4〜5時間充電して遊べるのは20分です。
箱には40MHzと書かれていました。
ジャイロを扱った玩具なので重心位置はシビアで、電池は本体の中央に マウントされます。
電池の重量は88g、本体は406gでした。
下半身は、腰の関節の部分で左右に自由に動きます。
足はゴム製のボールが二つ、横に並んでおり、前後に自由に倒れます。
つまり、上部の円盤部分は前後左右に自由に動けるようになっているのです。
プロポのパッドの上下で前後移動、左右で左右に回転します。
操作が難しくてすぐに倒れるのですが、プロポのスピンスイッチを
押すと、UBOがグルグル回転してスクっと直立します。
足にはそれぞれモーターが内蔵されており、ボールが回ることでUBOが 自由に動けるようになっています。
この製品の定価は8,980円。平成10年11月発売で、 同時に顔が無くて透明のメカボー(MBO)という製品も出ています。
ユーボーはタツノコプロのキャラクターとしてアニメ化されているようです。
又、この製品はニッコーアメリカでも扱っており、UBO/MBOで検索すると
沢山ヒットします。
頭部カバーを外しても、ジャイロ部分は保護されているようです。
こんな小さなものでジャイロ効果が出るんですね。
中央の黒い部分はモーターで、上向きにシャフトが出ていて、
白い外枠にウェイトの円盤が取り付けられています。
円盤は、外径77mm内径70mm、2mm厚の鉄板が3枚重なっています。
重さは合計71グラムでした。
大雑把に見えて、意外と繊細なのかも...。
ラジコンの基板部分。ICが使われていて、 「NIKKO NR9600 9822AM005」とペイントされています。
このあたりの設計はニッコーとしてはお手のものなのでしょう。